ついに逝ってしまう道具

愛用の道具はなが～く使いたいものです。
自分が使っている道具の中で、一番長く使っているものといえばたぶん丸ペンの軸でしょう。

どこにでも売っているありきたりなものですがアシスタント時代から使っているものの一つです。
メーカー名などは刻印が磨り減ってしまい判らないのですが…。

ここしばらく、インクを製図用のインクから墨汁に変えていたのですが、墨汁はペン先に錆が出やすく、気をつけてましたが見事に差込の金属棒とペン先が合体してしまいました。
ペンチではさんで何とか抜こうとした結果

マイクロドライバーを見つければ中の金属軸を抜いて何とかできそうではありますが…。

ちなみにＧペン用の軸は同じものを常に買い置きしてあり、１年ほどで使いつぶしております。
こちらはすぐにペン先がゆるゆるになってしまい、それが気になってきたら交換と言う感じで消耗品です。
直定規はそれ程でもないですが磨り減ってきますし、雲形定規などはどうしてもエッジに引っかかりが出てきてしまうのである程度で交換。
そんなこんなで２０年生き残っていた道具はこの丸ペンの軸とホワイト用の面相筆だけなのです。

 

追記

その後ムリムリとペン先を引き抜くことに成功。ふたたび現役を勤めることになりました。
丸ペンの軸は予備が無かったので買いに行かねばならないところでしたが一安心です。